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Black SunBlack Sun
(2011/04/26)
Kode9

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Burialのリリースで知られるレーベル、Hyperdubを主宰しているKode9の2ndアルバム。1stに続き彼のリリースではボーカル担当することの多いThe Spaceapeとの共同名義です。

まずこのジャケットいいですよね。レーベル名をハイパー・ダブとカタカナ表記にしたりしてるし、1stでは「9 Samurai」なんて曲もあるし日本文化好きなのかな。

この作品で好きなところ、シンセのコード感がとてもいい塩梅なんです。前作はレゲエっぽい要素があってわりと隙間を活かす構成が多かったと思うんですけど、今作はコードがブワーっと空間を埋め尽くすように鳴らされたりして高揚感あおるところが何とも気持ちいいんです。



↑この曲は12インチで出たのと違うバージョンです。12インチのほうはもっとシンセがギラギラしててリズムでガツガツもってく感じなんですよね。シングルとしてインパクトのある曲で好きなんですが、アルバム1枚この路線だったら疲れるかもって思ってたんです。でもこれはアルバム用のアレンジなんでしょうか、リズムをすっきりした四つ打ちにシフトダウンして、シンセの音色もソフトに抑えられています。他の曲とすんなり同居しているところが素晴らしい。

そしてやっぱりこのリズムの気持ち良さはほんと見事!すごく柔らかくてふっくらした音使いで、でも輪郭はしっかりしていて多層的で文句のつけようがないです。僕はクラブとかほとんど行かないし人前で踊るってちょっと躊躇してしまうシャイ野郎ですが、こんなのばっかりかかるイベント行ったら嬉しくて踊っちゃうだろうなあ。

The Spaceapeともう一人Cha Chaなる女性ボーカルも参加していて良いアクセントもあり、箸休め的なアンビエントっぽい曲もありで全体の流れも良く出来てます。もしかしてBurial『Untrue』と同じくらい好きかも。



BurialはまったくライブやってないみたいだけどKode9はどうなんだろ。来日とかしたら嬉しいなあ。James Blakeだけじゃなくてもっとこういうの日本で盛り上がってほしいなあ。


iTunesはこちら。↓
Black Sun - Kode9 & The Spaceape



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James BlakeJames Blake
(2011/03/22)
James Blake

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EP『CMYK』がDubstep界隈で注目を集め期待されていた1st。その内容はおよそクラブでプレイされそうにない非ダンスアルバム。『CMYK』の後リリースされた『Klavierwerke』『Limit To Your Love』では自身のボーカル(声はアントニー似)を使いトラックもより抒情的な方向性である程度予想してましたが、さらに斜め上を行きました。EPから追ってた人はこの変化に戸惑ったんじゃないでしょうか。僕もその一人でしたが、だんだん馴染んでいきました。

僕は久しぶりに発売日にCD屋に買いに行きました。新宿タワーでは大々的に展開していて新世代のMassive AtackだったかPortisheadって煽ってました。

1曲目『Unluck』、2曲目『The Wilhelm Scream』だけでもうやられます。分厚いキーボードのコードと隙間多目のリズムトラックに加工されたボーカルがふんわり漂う空間にゆらゆら体が動いてしまいます。非ダンスアルバムと最初に書きましたが、一般的に見て(聴いて)ということで書きました。個人的には全然踊れます。



先行で出ていた『Limit To Your Love』』(Feistのカバー)はこのアルバムのハイライトでしょうか。めちゃ低温でうねるサブベースかいかしてます。



後半のピアノの弾き語りの曲はあんまり好みではないんですが、全体のバランス的にはとても気持ちよく聴き通せます。

リリース後なかなか精力的にライブもやっていますね。サポート2人加えた3人編成でうまく再現していてかなり良いです。前述の「CMYK」のライブは鳥肌もののカッコ良さ!



これライブでやるって凄いなあ。来日チケット東京公演はもう売りきれみたいですね。残念。。


iTunesはこちら。↓
James Blake - James Blake



We\'re New HereWe\'re New Here
(2011/03/01)
Gil Scott-Heron & Jamie XX

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今年よく聴いてる新譜。

Gil Scott-Heron(ギル・スコット・ヘロン)は5月に亡くなってしまいました。唐突すぎてとても残念です。

このアルバムはGil Scott-Heronの2010年発表のアルバム『I'm New Here』をJamie xxが再構築した作品。残響、空間処理がものすごくかっこいいアルバムです。

聴き比べとしてGil Scott-Heronの「I'm New Here」↓



いい顔してます。このPVすごく好きです。

そしてこの曲がJamie xxの手にかかると↓



ここまでやりますか。まったく違う曲ですね。どちらも好きですけど。

Jamie xxの作る空間っていわゆるロックリスナーにもアピールすると思います。単純に聴いてテンション上がる感じをめちゃスマートに表現しますよね。なにか新しい息吹きを感じるなあ。イギリスのアンダーグラウンドなカルチャーをポップなものへ巧みに変換する職人的なスキルですね。

アルバムラストの「I'll Take Care Of U」↓



ここではオリジナルのボーカルを活かしつつまた全然違う四つ打ちトラックでシャープすぎる出来栄え。ピアノのコードとシンプルなギターがツボです。個人的にはイチオシ。

こないだ書いたZombyもそうですけどここ最近アルバム短くする傾向があるんですかね?このアルバムも13曲で35分ちょっとしかないです。James BlakeもRadioheadも40分以下だったな。アルバム通して聴く習慣が無くなってきてるからこのくらいが丁度いいですね。僕は大賛成です。


iTunesはこちら。↓
We're New Here - Gil Scott-Heron & Jamie xx




DedicationDedication
(2011/07/12)
Zomby

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これもDubstepでいいのかな。ジャンル分けって難しい。。

さてZombyのアルバムが4ADからリリース。意外に感じたけど聴いてみたら納得。これ以前の作品はたいして聴いてなかったけど、シンセとかの音使いがドギツイなあというイメージでちょっと苦手かなと。名前も名前だし。

けどこの『Dedication』は4ADからのリリースに相応しいゴシックな雰囲気プンプンで音色もソフト。とても美しい作品です。最近"Witch House"なんてジャンルをよく目にするようになりましたが、これのほうが当てはまってる気がしたり。魔女っぽいオドロオドロしさありです。

Animal CollectiveのPanda Bearが歌ってる『Things Fall Apart』が一番キャッチーでしょうか。↓



これも意外な組み合わせで結構ビックリしましたが、キモいけどキャッチーですよね。すごくいいコラボだと思います。

短い曲が多くて16曲で35分ちょいって長さも丁度いいんです。1分ない曲とかもうまいんですよ。すごく丁寧な仕事するなあと。

個人的には1曲目『Witch Hunt』(魔女狩りってもろですね)が一番のお気に入りです。↓



この高速で鳴ってるハイハット(でいいのかな)がものすごく気持ちいいんです。James Blakeのアルバムの1曲目にちょっと近いかも?

あと『Digital Rain』と『Haunted』も良いっす。『Haunted』はピアノのフレーズが小室っぽいような、、、?
多分気のせいです。気にしないでください。


iTunesはこちら。↓
Dedication - Zomby



Wayfaring Stranger EpWayfaring Stranger Ep
(2007/02/19)
Jamie Woon

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Burial絡みでははずせない名曲、Jamie Woonの「Wayfaring Stranger」のリミックスです。↓



当時Jamie Woonの名前は聞いたことなかったんですが、この曲のダークすぎる雰囲気には一発でやられました。Burial聴いて盛り上がってた時なのでなおさら。これはもうBurial印のビートとしか言いようのない専売特許ですね。

Jamie WoonはR&Bシンガーのような歌い方でDubstep的な音と相性抜群。このEPの後気にしていたんですが、今年ようやくアルバム出ました。アルバム収録曲「Night Air」にはたしかBurialが関わってる。これもそのうち取り上げたいです。

余談ですが「Wayfaring Stranger」はアメリカはアパラチア地方の伝承曲みたいです。Johnny Cashもやってます。しぶい。↓




Jamie woonとBurialはまたなんか一緒にやってほしいですねー。




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